生活習慣と口臭の関係

口臭の原因は病気(歯槽膿漏、身体機能の低下・体内の病気等)や生活習慣、口内のケア状況などによって引き起こされます。

ここでは生活習慣と口臭の関係を見ていきましょう。

 

生活習慣イメージ

 

 

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唾液が口臭を制御している

 

日常生活において私たちの口の中は唾液の殺菌力により雑菌などの増殖が抑えられています、口内で雑菌が増殖されるとその臭いが口臭の一因となる。

逆を言えば唾液の分泌量が低下すれば口内で雑菌が増殖し、口臭が発生することになります。

この仕組みは唾液中の酵素でリゾチームが細菌の細胞壁を溶かし破壊してくれている事で口臭の一因を取り除いている事となります。

口内に残った雑菌も唾液と一緒に飲み込まれ胃酸によって死滅していきます。

 

 

朝起きた時口が臭いのはなぜ

 

「朝起きたら口が臭い」などはほとんどの人が経験があると思います、これは就寝している時に唾液の分泌量が減って殺菌力が落ちている事が原因で、口内の雑菌が増えた事で起こる口臭となります。

雑菌量の多い少ないで朝起きた時の口臭に個人差はできますが、誰にでも起こっている口臭となります。

寝る前に口内のケア等をする事で軽減は可能。

 

口臭イメージ

 

 

 

唾液の分泌量が減るタイミング

 

・就寝時

・空腹時

・ストレス発生時

・口や喉の渇き

 

 

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生活習慣で口臭が発生しやすい行動

 

食事

 

・よく噛まずに食べる

・硬い物より柔らかい物が好き

・朝食を食べない

 

よく噛まずに食べると食べカスが口に残りやすく消化にも悪い、柔らかい物よりは硬い物の方が噛む回数も増え更に唾液の分泌を促せる。

食事をとらないと唾液の分泌が悪くなります。

 

 

飲み物

 

・水分をあまりとらない

・コーヒーが好き

 

水分をとり口内の渇きをおさえる事も口臭予防になります、注意したい飲み物はコーヒーです、コーヒーは口内が酸性になり空腹時に飲むと口臭がきつくなります。

 

 

習慣

 

・気が付けば口を開いている

・あまりしゃべらない

・夜更かしをする事が多い

・エアコンの使用頻度が高い

・ストレス

・夏バテしやすい

 

 

口を開きっぱなしにする事で口内が渇きやすくなり、口臭が発生しやすい環境を作ります。

おしゃべりをする事で唾液の分泌が促されるので、あまりしゃべる機会がない事で唾液分泌がおさえられてしまいます。

エアコンの使い過ぎ、夜更かし、ストレスを溜める、生活リズムの乱れなどは自律神経に影響し唾液の分泌が抑えられます。

夏バテは胃の働きとともに、口内の自浄作用が低下してしまい舌苔が増える事で口臭がきつくなります。