なぜ頭は臭うのか、頭の臭いの原因は

頭の臭いの原因には大きく分けると2種類あります、一つ目は「頭の頭皮の臭い」もう一つは「髪の毛の臭い」となります。

頭皮の臭いの原因は頭の皮脂に細菌が繁殖する事によって起り、髪の毛の臭いは髪自体が周囲の臭いを吸着蓄積され臭いとなります。

 

 

頭髪

 

 

 

 

 

頭皮の臭いはフケの量に関係する

 

頭皮の臭いで関係があるものは「フケ」です、フケは古くなると剥がれ落ちてくる角質層で、つまりは頭のアカになります。

フケ自体は生理現象なので問題ありませんが、フケが多く発生すると見た目の清潔感が損なわれるのと、フケ自体が細菌の栄養分となり頭皮の臭いの発生源となります。

 

異常にフケが多く発生する事を、「フケ症」とも言いますが、フケ症は睡眠不足やストレスや偏った食事などが要因となりますが、皮膚常在菌である真菌も関係しています。

真菌は脂分を好み、皮脂成分の多い男性、特に若い方に多く見られます。

中年男性に多いのが脂漏性皮膚炎で頭皮などの皮脂が多い所に発生しやすい炎症です。

フケが細菌のエサになり、細菌が頭皮の臭いとして発生するしている事になりますが、上記の特徴からもわかるように頭皮の臭いは男性は特に多く発生する臭いとなります。

 

 

髪の臭いは外部から吸収したもの

 

髪の毛の臭いは髪自体から発生する臭いではなく、髪の毛に臭いの物質が付くこと、つまり外部的要因によって起ります。

外部的要因には洗髪の仕方や洗髪後の乾かし方に問題があり、髪の毛は洗いすぎると頭皮や表面が傷つき、そこに細菌が入り込むことによって臭いが発生します。

髪の毛の乾かし方で注意したいのが生乾きです、生乾きのまま外出すると外部の臭いが髪の毛に吸着し嫌な臭いを吸収してしまいます。

生乾きが気になってドライヤーなどを高熱で一気に利用するのも注意が必要です、高熱だと髪の毛を傷めてしまいます、髪の毛を傷める事は細菌の温床となり結果的に髪の毛の臭いの発生につながります。

髪の毛はゆっくり乾かすをおすすめします。

 

 

無理なダイエットが体臭となる「ダイエット臭の原因」

無理なダイエットは身体への負担だけでなく体臭の大きな原因ともなります。

これは「ダイエット臭」とも呼ばれ体臭を増幅させていきます、ここではダイエット臭の仕組みと原因、臭いの違いや段階について見ていきましょう。

 

 

ダイエット体重計

 

 

 

 

ダイエット臭の段階

 

第一段階

食事制限のみのダイエットは体内のエネルギー源である炭水化物やたんぱく質が不足し、体が飢餓状態に陥ります。

飢餓状態になると、身を守るために蓄積していた中性脂肪を燃焼しようとするのですが、第一段階としてこの中性脂肪が臭いを放つ脂肪酸に変化し、汗と共に排出され脂肪臭として発生します。

 

第二段階

第二段階に入ると体内に酸素が充分にいきわたらないままエネルギーを不完全燃焼させてしまい、老廃物である乳酸が生成されます、乳酸はアンモニアと共に汗として排出される性質があり汗のアンモニア臭がきつくなります。

 

第三段階

空腹のまま体内の脂肪を燃焼し続けると甘酸っぱい「ケトン臭」が起ります。

ケトン体は飢餓や糖尿病などで等が不足した状態にあるとき肝臓で生成される物質です。ケトン臭は別名「飢餓臭」とも言われ、血液検査で血中にケトン体が確認されると飢餓状態であると診断されます。

体を動かさずに断食のようなダイエットを行っているとその臭いは徐々に強くなります、最初は口臭次に汗で体臭として最後は尿臭としてあらわれるようになります。

 

 

誤ったダイエットが臭いの原因

 

ダイエット臭がするというう事は、そのダイエット方法に無理があったりやり方が間違っている証拠です。

ダイエット方法も様々ですが、代謝が正常に保たれた方法でダイエットしている人からは臭いません。

ダイエットは食事制限だけでなく、有酸素運動でしっかり身体を動かし基礎代謝を高める事がダイエット臭の防止にもなります。

 

 

ダイエット臭の予防につながる食材

 

・「酢」「ショウガ」代謝を高める

・「マッシュルーム」脂肪酸を分解

・「梅干し」体液をアルカリ性に近づける

 

 

 

洗濯物の嫌な臭いは生乾きが原因?

生乾きの洗濯物の臭いが気になったことありませんか、体臭に気を付けていても生乾きの洗濯物には雑菌が繁殖し、その臭いは体臭以上に嫌な臭いとなって不快な思いをする事があります。

最近は高性能な洗剤なども発売されています、中には部屋干し専用の洗剤などもありますが、実際使ってみると確かに効果は従来の物よりは感じやすいのですが、やはり洗い方や干し方にも注意が必要で、使う洗剤・洗い方・干し方の3点が重要になります。

 

 

 

臭いイメージ

 

 

 

 

生乾きの洗濯物はなぜ臭いがきついのか?

 

洗濯物の生乾きは臭いの原因となります、ではその臭いの原因はと言えば冒頭に書いたように「雑菌」が原因です。

洗濯物は水分を含んだまま時間が経過していく事で雑菌はあれよあれよと言う間に増えていきます。

この増殖した雑菌が生乾きの洗濯物の嫌な臭いとなって発生してしまいます。

 

 

雑菌イメージ

 

 

生乾きの嫌な臭いを出さない洗い方

 

・汗を含んだ洗濯物は早めに洗う

汗をかいた洗濯物を何日も放置してしまう事でも雑菌は増殖してしまい、他の洗濯物にも雑菌や臭いがうつります。

 

 

 

・酵素系漂白剤につけ置きした後に洗う

酵素系漂白剤は生乾き後の嫌な臭い対策になり、一度つけ置きしたあとに洗濯する事が有効とされています。

 

・重曹とぬるま湯が有効

40度前後のぬるま湯に重曹をまぜて、いつも使っている洗剤と一緒に洗うだけで皮脂汚れなどが落ち、消臭効果が得られます。

*水10リットルに大さじ一杯の重曹

 

・生乾きに強い洗剤を選ぶ

洗浄力が高く、除菌や抗菌効果のあるものを選ぶ

 

 

生乾きの嫌な臭いを防ぐ干し方

 

・洗濯脱水後は時間を置かずすぐに干す

洗濯が終わったから雑菌が無くなったわけではありません、一時的に雑菌が少なくなっただけで、雑菌の増殖は洗濯後も続いています

 

・日光の当たる場所で干す

日光には雑菌効果があり、極力日航の当たる場所で干しましょう。

 

・風通しの良い場所で干す

風の通りが良くなれば渇く速度が上がり雑菌の増殖が抑えられる。

 

・洗濯物同士の距離を開ける

これは風通しとも関連しますが、距離を開けた方が渇くのが早くなり生乾き防止になります。

 

たまった洗濯物

部屋干しで洗濯物同士が近くなっていませんか?

 

 

・部屋干しの場合

部屋干しの場合は、扇風機など使って乾かす速度を上げましょう。

洗濯物を早く乾かす一番のアイテムは風であり、部屋干しの場合は洗濯物に風を送る工夫はかかせません。

 

洗濯物と扇風機

 

 

 

生乾きに効果がある洗剤の選び方

 

・洗浄力が高い物

これは部屋干しなどの生乾き防止に限った事ではありません、当たり前の事ではありますが洗浄力の高い物が好ましい。

最近の洗剤を使ってみると市販されているものであればほとんど仕上がりは一見綺麗に見えます、しかし皮脂汚れや目に見えない洗い残しが選択後の臭いに大きく影響します。

洗浄力が高い洗剤には「炭酸ナトリュウム」などの漂白成分が入っている粉タイプものが有効となります。

 

・除菌や抗菌効果の成分が入っている

 

部屋干しなどを行う場合は特に生乾きになりやすく、日光などによる除菌効果も得られないために雑菌が繁殖しやすくなります。

部屋干しでなくても冬場や梅雨の時期は洗濯物を乾かす時間も長くなってしまい、こちらもまた雑菌の繁殖をうながしてしまいます。

有効なのは「硫酸亜鉛」などが含まれた洗剤を選ぶ事。

 

・液体洗剤より粉末洗剤の方が効果あり

 

粉末洗剤の方が液体の洗剤より洗浄力が高い事が多く、洗浄力だと粉末洗剤がおすすめとなります。

しかし注意したいのが粉末洗剤には色落ちや色あせを起こしやすい欠点があります。

 

 

洗剤おすすめ3選

 

1位 部屋干しトップ(ライオン)

 

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2位 アタック高浸透リセットパワー(花王)

 

 

 

 

3位 消臭ブルーダイヤ(ライオン)

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

生乾きの臭いの原因は「雑菌」です、雑菌の増殖をいかに防ぐかが嫌な臭いの防止につながり,使う洗剤・洗い方・干し方この3つを意識する事で、洗濯物の生乾きの臭いの改善が図れます。

 

雑菌減少イメージ

 

 

あなたの家の洗濯物の臭いは大丈夫ですか?

 

 

気になる体臭予防に良い食べ物と悪い食べ物は何?

気になる体臭、自分や周囲の人の体臭が気になったことありませんか?

体臭の原因はいくつかあります、体臭がきつい人やほとんど臭いを感じない人、その違いや根源はどこからきているのでしょうか?

 

体臭イメージ

 

 

 

私たちの体臭の発生の大元は食事から来ています、それは摂取する食材の成分に左右され体臭となって現れます。

体臭は「体内」「皮膚」「腸内」の状態や摂取食品成分が臭いの根源、基本的には臭いの成分の摂取を極力控える事、そして臭いを制御する成分の物は積極的に取り入れる事が体臭予防につながります。

 

食べるイメージ

 

 

 

臭いの原因の食材とは

 

動物性たんぱく質

 

動物性たんぱく質つまり動物の肉などの事で、肉は分解される事でアンモニア、硫化水素、インドールなどの原料となって体臭の原因になります。

 

動物性たんぱく質

 

肉に含まれているたんぱく質は体内に入り、アミノ酸として吸収されその一部がアンモニアへと変わります。

アンモニアは血中などに浸透し、毛穴から放出され体臭となって現れる。

体臭予防で肉の過剰摂取は一番の大敵、しかし全くとらないのも健康面からはこのましくありません。

たんぱく質自体は体の構成要素で全くとらないのはお勧めできません、肉などの動物性たんぱく質を摂取したら、消臭食品などもバランスよく食べる事が好ましいとされています。

 

 

脂質

 

脂質は油料理、特にポテトチップなどのジャンクフードに多く含まれています。

体内で消化しきれなかった脂質は体外に出ようとします。しかしこの脂質の量が多いと毛穴などに詰まってしまい、この脂質が酸化し脂肪酸とアルデヒドに変わっていきます、この変化こそが体臭の原因となります。

 

 

 

 

臭いを制御する食材とは

 

アルカリ食品は体臭対策に効果あり

 

体臭予防に効果あるのはアルカリ性食品が良いとされています、アルカリ性食品などで代表的なのが「梅干し」です。梅干しは酸っぱいので酸性だと思われている方も多いのですが梅干しはアルカリ性食品です。

体内に入るとアルカリ性を示すものの摂取が好ましいのですが、代表的な物としては梅干し、海藻類、野菜の多くはアルカリ性食品です(一部酸性の物もあり)

クエン酸を含む食材には、疲労回復を促し体臭の根源のアンモニア臭を予防する効果があります。

 

梅干し

 

 

皮膚の臭い対策にはビタミンCとE

 

抗酸化作用のある食品接種は脂質の酸化を防ぎます、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂取するのが好ましく抗酸化物質となります。

ビタミンCを多く含む食材はホウレンソウ、コマツナ、パセリ、レモン、オレンジ、アセロラ、キウイ。

ビタミンEを多く含む食材は、ナッツ類、玄米、麦芽など。

 

玄米食イメージ

 

 

ポリフェノールで抗酸化作用

 

ポリフェノールを含むリンゴやブルベリーなどには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制する効果があります。

 

 

食物繊維で老廃物を排出

 

根菜類などのゴボウ、またキノコ類や海藻類には老廃物を身体から排出する補助の働きがあります。

 

善玉菌の働きを活性化

 

ヨーグルト・納豆・味噌などの発酵食品は腸内環境を整える作用があり、善玉菌の働きを活性化させ体臭予防につながるとされています。

 

 

春は体臭が一年で一番きついって本当?

毎年春になり暖かくなってくると自分や他人の体臭がきつい事に気づき気になった事がありませんか?

体臭が一番きついのは良く汗をかく夏場などのイメージですが、実は体臭は春が一番きつく臭う時期なのです!

 

 

周囲への臭いイメージ

 

 

 

なぜ春の体臭が一番きつい臭いになるの?

 

汗の質が悪い

春に入るまでは気温の低い秋冬の時期が続きます、秋や特に冬の時期に入ると通常の生活の中では汗をたくさんかく事がほとんどなくなります。

これによって人の汗腺のその多くは休眠に入ります、暖かくなり春に入ると汗腺は徐々に休眠から目覚めますが、まだ目覚めっ切ってない事で水分が少なく老廃物の多いドロドロの臭いのきつい汗が出やすい状態だからです。

 

ストレスが一番かかる時期

 

春は卒業入学、入社や移動引っ越しなど人間関係も一番変わりやすくなれない環境に置かれる時期でもあります。

日本人であれば1年で一番緊張しやすい環境でもあり、この事が汗にも大きく影響しています。

体温調整のために出る汗「エクリン線」は無臭ですが、緊張で出る汗「アクポリン線」は独特の臭いがあるとされています、上記の理由からも緊張が多い春は臭いのある汗をかくことが多くなるわけです。

 

 

肝臓の働きによる

 

寒い時期は寒さから身を守るために人は皮下脂肪を蓄えます、これが春になって暖かくなることで蓄えられた脂肪が溶け肝臓で分解されます。

この脂肪の分解をする為肝臓はフル回転していくのですが、その分量が多くなると分解しきれなくなり、分解しきれなかった脂肪は血液を汚し体臭になって現れます。

 

脂肪は軽く上に上がる性質があり顔や頭に集まっていく事となり、頭皮や顔が脂っぽくなるのもそれが原因とされています。

 

 

 

 

 

 

春の体臭対策

 

汗のふき取り

これは基本的な対処方法ですが、ふき取りは時間との勝負にもなってきます。

本来体温調整で出てくる汗は無臭ですが、この無臭の汗も時間と共にきつい臭いを発生するようになります。

ふき取るのは乾いたハンカチやタオルなどよりは濡れたものの方が良く、一番良いのはドラックストアやコンビニに置いてある市販の汗拭きシートなどが良いでしょう。

 

食生活

春は皮下脂肪の分解で肝臓はオーバーワークになっています、食生活で脂分が多い物を摂取してしまうと肝臓では分解しきれません。

結果分解しきれなかった脂分は血液にのって体臭となって出てくることからも、春は脂分の多い食品は少し控えめに摂取した方が良いとされています。

 

汗腺の働きを正常に保つ

臭いのきついベタベタの汗を防ぐためには、汗腺の働きを高める事がポイントとなります。

半身浴や手足をぬるま湯につけると汗腺の活性化と温まった血液を全身に運んでくれ、働きを正常に保てるとされています。