ガムで口臭予防をしよう

口臭予防には規則正しくバランスの良い食生活、そして口臭ケアが大原則です。

ケアでは毎食後歯磨きを行いブラッシングしたいところです、しかし日常生活では食後丁寧な歯磨きが出来る環境でない場合も多い。

そんな時こそガムやタブレットで口臭予防効果を得ましょう。

 

 

キシリトールガム

 

 

 

 

ガムの口臭予防効果

 

口臭が気になってもなかなかブラッシングできない環境では口臭予防スプレーなども有効ですが、ガムやタブレットを活用しましょう。

特におしゃべりや口を動かす環境にない場合はガムが一番効果が得やすく、ガムをか噛む事で唾液の分泌を促せ、唾液による殺菌効果も得られます。

 

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ガムやタブレットは糖分の入っていない物で、キシリトールやビタミンCや乳酸菌入りの物を選んで下さい。

特にキシリトール入りの物であれば、虫歯予防にもなりますし初期の虫歯であれば治療効果も期待できます。

 

 

ガムと唾液の活用で口臭予防

 

ただ噛むだけでも唾液の分泌を促進させ唾液による口内菌の殺菌効果は得られます、ここでは噛んだガムを口内で有効活用する方法を2つ紹介致します。

ガムを噛み続けると味がなくなってきます、ここでガムを捨てるのでは無く次は味の無くなったガムを舌を使い丸め、丸めたガムを舌の上で転がします。

これは口内の異物がある事で唾液の分泌促進がされる効果をねらったものです。

次にガムを奥歯と頬の間に挟みます、この場所には耳下腺という唾液腺の出口があり、異物を感じると唾液が出つづける事となります。

 

 

口臭予防にはお茶と梅干しが有効

口臭予防にお茶や梅干しに効果がある事をご存知ですか?

普段自分の口臭が気になる方は梅干しや緑茶を積極的に摂取すると良いでしょう。

 

 

梅干し

 

 

 

ではなぜ口臭予防に緑茶や梅干しが良いのでしょうか?

 

 

口臭予防とお茶

 

お茶の種類には緑茶、紅茶、ウーロン茶などいろいろ存在します、このようにお茶には種類がありますが原料はすべて同じです。

何が違うのかと言えばそれぞれの加工法が違い、口臭予防効果にもそれぞれ違いが出てきます。

これら三種類のお茶には(カテキン・カフェイン・フラボノイド)などが含まれ、カテキンには体内での臭い物質生成過程でストップをかける働きがあり、かつ抗菌作用も強く、口内の雑菌を殺す効果が得られます。

フラボノイドにも消臭効果があるため、食後に飲むお茶は自然と口臭予防に強くながっています。

 

 

緑茶

 

 

 

虫歯や歯周病の口臭にはウーロン茶と紅茶

 

総合的に臭いに効果があるお茶の順番としては、緑茶>ウーロン茶>紅茶の順番に効果が得られます。

素早く口臭を消したい場合は、出がらしの茶っ葉をガムのようにもぐもぐ噛むのも良いかもしれません。

またウーロン茶や紅茶には虫歯や歯周病などから発生する口臭には一番効果が得られ、これはウーロン茶には虫歯や歯周病の菌を抑える成分が含まれているからです。

 

 

口臭予防と梅干し

 

梅干しは古来から万病に聞くと言われていました、事実梅干しの有機酸にはコレラ菌にも打ち勝ってしまうほどの効果があり、万病とまでは言いませんが殺菌作用と菌の増殖持続的に制御する作用があります。

梅干しは口臭予防にも効果があり、梅干しに含まれるクエン酸が口内の雑菌の繁殖をおさえ、唾液の連携によって口の中の雑菌は退治されていきます。

 

 

日本人の口臭がキツいって本当?

ある調査によって、日本に滞在している外国の方(欧米)の100人中約7割が日常ビジネスシーンで日本人の口臭を感じたと回答。

同様の調査では約4割が日本人とキスをしたくない、そして約8割が日本人に対して口内ケア(オーラルケア)を徹底してほしいと回答。

日本人はキレイ好きで臭いに敏感だと思っていた手前、この結果には驚いた方も多かったのではないでしょうか。

 

 

歯のチェック

 

 

 

 

しかし日本人35歳以上の方約8割が歯周病であり、小学生でも約4割が歯周病なのである。

この結果からふまえても日本人は歯周病による口臭が多く発生して当然で、まさに「口臭列島」なのである。

 

 

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言われてみると日常生活において身近な人でも「口臭」が気になる人は何人か思い当たる。

あなたの周囲にも口臭が軽微な方から強烈な臭いを放っている方など、それなりにいるのではないでしょうか。

 

 

口臭イメージ

 

 

口臭の原因は歯周病だけではありませんが、歯周病に伴う口臭は日本人がとても多い事を改めて認識させられる調査結果でした。

自分の口臭を自分で感じた時は、周りはもっと臭い(口臭)を感じていると言っても過言ではありません。

 

あなたの口の臭いは大丈夫ですか?

 

 

あなたの口臭はこれが原因かも!口臭で気を付けたい5つの原因と対策(まとめ)

日常生活で口臭が気になった事がありませんか?

自分の口臭、家族の口臭、他人の口臭など日常生活において口臭は気になる存在です。

自分の口臭や、家族や近辺の方の口臭が気になる事は日常で起こりえます、他人の口臭が気になった時、ふと自分の口臭は大丈夫だろうかと思う事も。

 

 

臭いイメージ

 

 

 

 

ここではそんな口臭の主な原因5つと、その対策についてまとめを紹介。

口臭の原因やその予防方法どのように行ったらよいのでしょうか?

 

口臭の原因5選

 

口臭の原因にはいくつかあり、口内のケア不足、歯周病、唾液の分泌の低下、食生活、体調などがあげられます。

口臭の原因は1つではなく複数であることが多く、1つの原因をとり払っても改善されない場合があります。

ここでは口臭の原因の主だったものを見ていきましょう。

 

 

口内のケア不足(舌苔が多い)

 

口内のケア不足としては、正しい歯磨きが出来ていない事や舌苔などのケアが出来ていないなどがあげられます。

舌苔(ぜったい)とは舌についてる白い苔(コケ)のようなもので、これは舌の表面や隙間に着いた細菌や食べかすが溜まった物です。

この雑菌の塊などが発酵する事で口臭となり強い臭いを放ちます。

 

口臭イメージ

 

 

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歯周病

 

日本人は歯周病の方が多く35歳以上だと8割の人が歯周病だと言われています、小学生でも4割以上が歯周病です。

歯周病だとどのような臭いがするのでしょうか?

歯周病の臭いは「腐ったタマネギ」「腐ったタマゴ」「生ゴミ」のような臭いがし、日本人の半分以上の人は歯周病からくる口臭の臭いを放っている事となります。

(この臭いは歯周病で発生する揮発性硫化化合物が原因)

 

 

関連記事(歯周病の臭いについて詳しく知り他はこちらを参照してください)

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唾液の分泌量の低下

 

寝起きや長時間口を閉じた状態が続くと自分の口臭がキツいと感じた事がありませんか?

これは口内の唾液の分泌量の低下によって引き起こされます。

口内の臭いは唾液の殺菌作用によって抑えられ、唾液の分泌量の低下が起ると殺菌作用も低下し口臭の原因につながります。

 

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食生活

 

食生活と口臭にどのような関係があるのでしょうか?

これは唾液の分泌量にも関連しており、硬い食べ物などは噛む回数が増え唾液の分泌をうながせます、逆に柔らかい食べ物だと噛む回数が減って唾液分泌量などが低下してしまう。

唾液の殺菌能力以外でもアルカリ性食品などは口臭予防に良く、糖分を多く含む食品や香辛料などが多く含まれた食材は好ましくありません。

食生活もまた口臭に大きく関連しています。

 

 

 

体調

 

口臭に異常をきたす要因は、消化不良、肝機能の低下、糖尿病なども関係します、消化不良などで起こる口臭は食べたものが胃や腸などで停滞し、それが異常発酵した事で口臭となって外に出てきます。

 

肝機能の低下が原因だと毒素が分解されずアンモニア臭がし、糖尿病が原因だと甘酸っぱい臭いが発生し口臭や体臭となって現れます。

 

 

 

 

 

 

 

口臭の対策

 

ここでは口臭の主だった原因の5つをみてきましたが、これらの予防対策はどのように行えばよいのでしょうか?

 

口内のケアと歯周病予防

 

口内のケア不足は歯磨きや、舌苔を取り除くといった方法が必要になります。

 

 

口腔内

 

 

 

①正しい歯磨きを行う

歯磨きには諸説ありますが、基本は毎食後や就寝前に時間にして15分程度行う事が良いとされています。

特に歯石の付きやすい箇所は丁寧に行いましょう。

 

②デンタルリンスの使用

歯磨きと併用する事で口臭や歯周病予防にがより効果的になるデンタルリンスの使用をおすすめします。

スーパーやコンビニ、特に薬局にはこれらの商品がズラリとならんでおり有名な商品だと「システマ」「GUM」などがあります。

気になるのが「洗口液」と「液体歯磨き」の違いで洗口液だと普段の歯磨き後に口内をすすぎ使用するタイプ、液体歯磨きは口に含んでブラッシングする、文字通りの液体歯磨きです。

 

どちらにしても一度丁寧な歯磨きを行い歯磨きと併用する事がより望ましいとされています。

 

 

 

関連記事(歯周病予防について詳しく知り他はこちらを参照してください)

歯周病予防には何がよいのか?(歯周病が口臭の原因かも!)

 

舌苔の除去

 

舌苔は口内の食べかすや雑菌のかたまりであり、口臭の大きな要因となっています。

普段歯磨きなどを行っていても舌にある舌苔の除去は難しいのですが、舌用のブラシなども市販されています。

*舌はとてもデリケートに出来ており、歯ブラシなどでこすり取ったりすることは決してして行わないでください

舌専門のブラシであっても使用方法を確認して行いましょう。

 

 

舌ブラシ

 

 

 

唾液分泌量を意識する

 

口臭は唾液の分泌量で左右されます。

就寝中は唾液の分泌量のコントロールは出来ない為、寝起きは口内のケアを行う事が大切です、日常では口を動かすことが効果的です。

おしゃべりをする事やガムを噛んだり、飴をなめたりなど。

おしゃべりが出来ない、ガムや飴を口に含めない環境では舌を定期的に動かしましょう。

 

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適度なおしゃべりは口臭を抑えられる

 

 

食生活

 

食生活では硬い食べものを中心に、噛む回収を増やすことが唾液の分泌につながり口臭予防につながります。

 

・柔らかい食べ物よりは硬い物

・アルカリ性食品が口臭予防に良い

・糖分や香辛料は控える

 

 

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食生活の改善で口臭をケアする

 

 

体調を整える

 

口臭に異常をきたす要因は口内のケアや唾液の分泌量に限った事ではなく、消化不良、肝機能の低下、糖尿病なども関係してきます。

消化不良は胃や腸などに蓄積されたものが消化しきれず発酵し臭いを放ちます、肝機能の低下や、糖尿病なども臭いは違いますが口臭や体臭の原因となります。

基本は規則正しい生活や正しい食生活などになりますが、こちらが原因の口臭は専門医の診察をおすすめします。

 

寝起きイメージ

 

あとがき

 

臭いに敏感な日本人は他人の口臭には敏感でも、軽微な物であれば自分の口臭は気づかない人が多い。

もし自分の口臭が自分で気になったら、間違いなくあなたの周辺の人はあなたの口臭を気にしていると言えます。

口臭はちょっとした食生活や生活習慣で改善できる物もあり、何といっても口内のケアが大切になります。

 

あなたの口の臭いは大丈夫ですか?

 

 

適度なおしゃべりは口臭を抑えられる(口臭と唾液の関係)

おしゃべりをする事無く口を閉じていると、寝起きの時と同じように自分の口臭がきついと感じた事がありませんか?

 

 

口臭イメージ

 

 

 

長時間口を動かさないと口臭がきつくなる原因は?

 

これは就寝中と同じように唾液の分泌が低下し雑菌が増殖や繁殖しやすくなっているからです。

唾液の分泌が低下すれば上記の理由から臭いもきつくなります。

 

長時間ずっと黙っていた後に突然誰かに話しかけられると、あなたの口臭は強くなっているかもしれません。

また自分の口臭がきついかもと意識しすぎる事もストレスを溜めてしまい、結果的に口臭がきつくなってしまいます。

 

 

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生活習慣と口臭の関係

 

 

口臭対策

 

適度なおしゃべりが唾液の分泌を促す事となり、おしゃべりが可能な条件であれば口臭予防につながり積極的におしゃべりする事は良いとされています。

 

ではおしゃべりが制限されている場所や時間はどのような事に意識していけばよいのでしょうか?

おしゃべり意外に口を動かす方法では、ガムをかんだり飴を舐めたりする事で口を動かしましょう。

またガムや飴などが無い場合やそぐわない場所であれば、口内を動かすのが良いとされています。

 

・上下の歯をかみ合わせカチカチ鳴らす

・口内で舌をぐるぐる10回程度回す

 

 

まとめ

 

あまり知られていませんが、日常でおしゃべりをする事は自然と口臭予防につながっています。

適度なおしゃべりをする事で口臭はおさえる事ができ、逆を言えばあまりしゃべらないと唾液の分泌がおさえられ口臭はどんどんきつくなります。

おしゃべりが出来ない環境であれば飴やガム、口内の軽い運動を意識する事で口臭予防につながります。

自分の口臭が自分でキツイと感じたら、周囲の人はあなた以上にあなたの口臭を感じていると考えて良いでしょう。