日常当たり前のように使うフライパン、購入する時はテフロン加工の物を選ぼうなんて考えて購入しませんか?
そもそもテフロンとは何でしょうか、何となくテフロン加工されたフライパンだと焦げ付きにくく洗う時も楽でいい認識ではないでしょうか。
テフロン加工とは
テフロン加工フライパンはフッ化樹脂加工されたフライパンで、フッ化樹脂加工されたフライパンは耐熱性にも優れ、油を使わず目玉焼きや肉を焼いたりヘルシーに調理が可能。
何より焦げつきにくいので後片づけが簡単。
テフロン加工=フッ化樹脂加工
フッ化樹脂加工されたフライパンですが、フライパンの鉄はそもそもフッ化樹脂とは直接くっつきません。
そこでフライパンの鉄やアルミとフッ化樹脂の間に相性の良い糊を敷いてくっつけています。
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テフロンは商標
テフロンはそもそもアメリカのデュポン社の登録商標で、1945年に商標登録され翌年1946年に商品化されました。
1945年だと終戦の年ですから随分前の話ですね。
フッ化樹脂加工フライパン自体は商標でもある「テフロン」を用いて「テフロン加工」と言う名称で販売されました。
当時これは焦げ付かないフライパンとして評判となり、大きく販売を伸ばしなした。
デュポン社のフライパン基準
テフロン加工といってもその耐久性は層の厚さが違ったりブランド名が違います。
・テフロン
2層の加工で有名なテフロン加工と呼ばれている物
・シルバーストーン
3層加工されておりテフロンの上位モデルとしてテフロンに比べ性能が向上
・シルバーストーンプレミアム
3層加工されかつ硬質セラミックを配合、これによってシルバーストンより耐久性が向上されたモデル
・プラチナストーン
4層加工され硬貨セラミックと更に特殊硬化処理されたモデル
・プラチナストーンプロフェッショナル
4層加工と硬化セラミック、更にスクラッチガード加工と耐久性が一番優れたモデル
フライパンの種類
・テフロン
テフロンは上記でもあるようにフッ素樹脂でコーティングされ食材をくっつきにくい加工がされている。
デメリットはコーティングが剥がれてくると効力が発揮できなくなる、安いモデルだと使用頻度にもよりますが1年くらいで買い替えが必要。最近は10年近く持つと言われる高価なもでるなどもある。
・鉄製
鉄製フライパンは他のフライパンに比べ寿命が長く一生ものともいわれています、重く扱いには気を使いますが、私の家にも20年物の鉄のフライパンがあり現在も現役で活躍しています。
・セラミック加工
セラミック加工はフセラミックを複数の層に分けてコーティング、フライパンの世界では新しい素材となります、今現在安全かつ環境にも一番優れた加工。
原材料は豊富で多種多様なタイプの商品が出ています。
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・ストーン加工
ストーン加工はフッ素樹脂に大理石の粉を混ぜて何層もコーテイングを重ねたもの。
多い物だと8層まで加工されたものもある。
寿命1年~3年
・ダイヤモンド加工
フッ素樹脂にナノダイヤモンドを混ぜて加工されて、フッ化加工されたフライパンより長めの寿命となる。
寿命2年~4年
*フライパンの寿命は使用頻度により長くも短くもなる為あくまで参考程度
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余談
フッ化樹脂加工されたフライパンの耐久音頭は260℃くらいの物が多く、フライパンの空焼きなどをしてしまうと有毒ガス発生の懸念がある。
仮にフライパンを3分から5分空焚きすると400℃近い高温になります。
これはかなり危険で、テフロン加工されたものであればなおさらです。
わざわざ空焚きすることは無いとは思いますが、ご利用の際は気を付けて下さい。
私はキャンプなどにも良くいきますが、キャンプの時は焚火などにフライパンを直置きしたりします。
温度調節が難しいのでキャンプをされる方の中では常識かもしれませんが、焚火にフライパンをかけるときは鉄製の物を使用しています。
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