日常生活で口臭が気になった事がありませんか?
自分の口臭、家族の口臭、他人の口臭など日常生活において口臭は気になる存在です。
自分の口臭や、家族や近辺の方の口臭が気になる事は日常で起こりえます、他人の口臭が気になった時、ふと自分の口臭は大丈夫だろうかと思う事も。
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ここではそんな口臭の主な原因5つと、その対策についてまとめを紹介。
口臭の原因やその予防方法どのように行ったらよいのでしょうか?
目次
口臭の原因5選
口臭の原因にはいくつかあり、口内のケア不足、歯周病、唾液の分泌の低下、食生活、体調などがあげられます。
口臭の原因は1つではなく複数であることが多く、1つの原因をとり払っても改善されない場合があります。
ここでは口臭の原因の主だったものを見ていきましょう。
口内のケア不足(舌苔が多い)
口内のケア不足としては、正しい歯磨きが出来ていない事や舌苔などのケアが出来ていないなどがあげられます。
舌苔(ぜったい)とは舌についてる白い苔(コケ)のようなもので、これは舌の表面や隙間に着いた細菌や食べかすが溜まった物です。
この雑菌の塊などが発酵する事で口臭となり強い臭いを放ちます。
関連記事(舌苔について詳しく知り他はこちらを参照してください)
歯周病
日本人は歯周病の方が多く35歳以上だと8割の人が歯周病だと言われています、小学生でも4割以上が歯周病です。
歯周病だとどのような臭いがするのでしょうか?
歯周病の臭いは「腐ったタマネギ」「腐ったタマゴ」「生ゴミ」のような臭いがし、日本人の半分以上の人は歯周病からくる口臭の臭いを放っている事となります。
(この臭いは歯周病で発生する揮発性硫化化合物が原因)
関連記事(歯周病の臭いについて詳しく知り他はこちらを参照してください)
唾液の分泌量の低下
寝起きや長時間口を閉じた状態が続くと自分の口臭がキツいと感じた事がありませんか?
これは口内の唾液の分泌量の低下によって引き起こされます。
口内の臭いは唾液の殺菌作用によって抑えられ、唾液の分泌量の低下が起ると殺菌作用も低下し口臭の原因につながります。
関連記事(寝起きの口臭について詳しく知り他はこちらを参照してください)
食生活
食生活と口臭にどのような関係があるのでしょうか?
これは唾液の分泌量にも関連しており、硬い食べ物などは噛む回数が増え唾液の分泌をうながせます、逆に柔らかい食べ物だと噛む回数が減って唾液分泌量などが低下してしまう。
唾液の殺菌能力以外でもアルカリ性食品などは口臭予防に良く、糖分を多く含む食品や香辛料などが多く含まれた食材は好ましくありません。
食生活もまた口臭に大きく関連しています。
体調
口臭に異常をきたす要因は、消化不良、肝機能の低下、糖尿病なども関係します、消化不良などで起こる口臭は食べたものが胃や腸などで停滞し、それが異常発酵した事で口臭となって外に出てきます。
肝機能の低下が原因だと毒素が分解されずアンモニア臭がし、糖尿病が原因だと甘酸っぱい臭いが発生し口臭や体臭となって現れます。
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口臭の対策
ここでは口臭の主だった原因の5つをみてきましたが、これらの予防対策はどのように行えばよいのでしょうか?
口内のケアと歯周病予防
口内のケア不足は歯磨きや、舌苔を取り除くといった方法が必要になります。
①正しい歯磨きを行う
歯磨きには諸説ありますが、基本は毎食後や就寝前に時間にして15分程度行う事が良いとされています。
特に歯石の付きやすい箇所は丁寧に行いましょう。
②デンタルリンスの使用
歯磨きと併用する事で口臭や歯周病予防にがより効果的になるデンタルリンスの使用をおすすめします。
スーパーやコンビニ、特に薬局にはこれらの商品がズラリとならんでおり有名な商品だと「システマ」「GUM」などがあります。
気になるのが「洗口液」と「液体歯磨き」の違いで洗口液だと普段の歯磨き後に口内をすすぎ使用するタイプ、液体歯磨きは口に含んでブラッシングする、文字通りの液体歯磨きです。
どちらにしても一度丁寧な歯磨きを行い歯磨きと併用する事がより望ましいとされています。
関連記事(歯周病予防について詳しく知り他はこちらを参照してください)
舌苔の除去
舌苔は口内の食べかすや雑菌のかたまりであり、口臭の大きな要因となっています。
普段歯磨きなどを行っていても舌にある舌苔の除去は難しいのですが、舌用のブラシなども市販されています。
*舌はとてもデリケートに出来ており、歯ブラシなどでこすり取ったりすることは決してして行わないでください。
舌専門のブラシであっても使用方法を確認して行いましょう。
唾液分泌量を意識する
口臭は唾液の分泌量で左右されます。
就寝中は唾液の分泌量のコントロールは出来ない為、寝起きは口内のケアを行う事が大切です、日常では口を動かすことが効果的です。
おしゃべりをする事やガムを噛んだり、飴をなめたりなど。
おしゃべりが出来ない、ガムや飴を口に含めない環境では舌を定期的に動かしましょう。
関連記事(おしゃべりと口臭の関係について詳しく知り他はこちらを参照してください)
食生活
食生活では硬い食べものを中心に、噛む回収を増やすことが唾液の分泌につながり口臭予防につながります。
・柔らかい食べ物よりは硬い物
・アルカリ性食品が口臭予防に良い
・糖分や香辛料は控える
関連記事(食生活と口臭について詳しく知り他はこちらを参照してください)
体調を整える
口臭に異常をきたす要因は口内のケアや唾液の分泌量に限った事ではなく、消化不良、肝機能の低下、糖尿病なども関係してきます。
消化不良は胃や腸などに蓄積されたものが消化しきれず発酵し臭いを放ちます、肝機能の低下や、糖尿病なども臭いは違いますが口臭や体臭の原因となります。
基本は規則正しい生活や正しい食生活などになりますが、こちらが原因の口臭は専門医の診察をおすすめします。
あとがき
臭いに敏感な日本人は他人の口臭には敏感でも、軽微な物であれば自分の口臭は気づかない人が多い。
もし自分の口臭が自分で気になったら、間違いなくあなたの周辺の人はあなたの口臭を気にしていると言えます。
口臭はちょっとした食生活や生活習慣で改善できる物もあり、何といっても口内のケアが大切になります。
あなたの口の臭いは大丈夫ですか?