ここ数年圧力鍋の注目度が上がってきている、圧力鍋ってなんだか扱いが怖かったり手入れが大変などで嫌がる方もいるのですが、最近の圧力鍋は扱いや手入れが思ったほどかからなくなってきたのも注目される要因なのかもしれません。
そもそも圧力鍋とは圧力をかけ調理することで高温調理が可能となり、結果時短での料理が可能となります。
通常の料理に比べ3分の1の時間でなどのフレーズをよく目にしますが、実際は料理によって半分の時間であったり数分の時短であったりまちまちです。
なぜ圧力鍋は高温料理が可能なのか
高温にするならガスの火力を大きくして料理すればいいのでは?
これは半分は正解ですが、そもそも通常の台所で鍋に水を入れて火をかけると100℃で沸騰します。
つまり100℃まででの料理が可能と言う事となります。
我々が生活している空間は1気圧(100℃が沸点)ですが気圧を仮に2気圧まで高めると(120℃)が沸点となります。
*気圧が高くなればなるほど沸点温度は高くなる、そういえば昔理科の授業で習ったような…。
圧力鍋を使うと鍋の中の気圧を高める事ができ、仮に2気圧まで鍋内の気圧を高めたら120℃の高温調理ができます。
高温調理が可能になると、料理の時間を大幅に短縮でき何より素材の色が保ちやすくビタミンなども失われにくい事です。
圧力鍋の種類
圧力鍋にはどのような種類があるのでしょうか?
圧力鍋は大きく分けて2種類(ガス式と電気式)
*最近はIH用や電子レンジ用なども市販されています
・ガス式圧力鍋(おもり式・スプリング式)
ガス式には細かく言えばおもり式とスプリング式があり、初心者だとおもり式の方が使いやすい。
おもり式は圧力調理時に笛のような音が出て目を離していても音で気づきやすい。
スプリング式は音が出ないので圧力のかかるタイミングや調理時間がわかりずらいですが、圧力鍋を使い慣れている人にとっては静かで圧力調整もしやすいタイプとなっています。
・電気式圧力鍋
ガスなどコンロを使うのは少し怖いと思う方は、電気式圧力鍋をお勧めします。
材料入れてスイッチを押せば自動で調理、また時間設定なども出来て便利に使えます。
おすすめの圧力鍋(ガス式・電気式)
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ガス式圧力鍋
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電気式圧力鍋
余談
数年前に電気式圧力鍋を実家の母(70歳)にプレゼントしましたが電器圧力鍋は機能が多い分扱いに困っていました。
当初は電器圧力鍋があるのに、ガス式の使い慣れたものがいいらしくあまり使ってもらえませんでした。
しかし最近使い方を覚えたらしく、どちらも使い分けて便利に使っています。
電気式はガスの消し忘れなどもなく安全なので、出来れば電気式を使ってほしいのですが・・・。