加齢臭予防に良い食事

年齢とともに気になる加齢臭、自分ではあまり臭いを感じてないが家族や周囲の人の反応はどうだろうか?

加齢臭は食事によってもある程度制御でき、普段の食生活を見直すことで改善されるます。

ここでは加齢臭の予防に良いとされている成分や食事を紹介。

 

 

玄米ご飯と味噌汁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加齢臭の元を制御「抗酸化作用」とは

 

加齢臭の元となるのはノネナールです、この対策にはノネナールが苦手とする抗酸化作用のある食事を摂取する事が望ましく、例えばビタミンCやEなどは効果があるとされています。

これは元となる活性酸素を制御し、活性酸素を退治する働きを「抗酸化作用」といいます。

 

 

加齢臭撃退成分と食材

 

抗酸化作用に有効な成分はビタミンC、E、ポリフェノール、カロチン、カテキン、イソフラボン、セサミノールなどがあげられます。

 

ビタミンE

 

特にビタミンEは若返りビタミンなどとも言われており、油分などの酸化を防ぎ老化には欠かせないビタミンとなります。

ビタミンEはビタミンCと一緒に摂る事で抗酸化作用を高めより効果が得られる。

 

{野菜}アスパラ・アボガド・かぼちゃ・さつまいも・たけのこ・ニラ・ほうれん草・春菊・大根葉

 

{魚介類}カレイ・ウナギ・サンマ・ししゃも・イクラ・ブリ・ホタテ・マグロ

 

{フルーツ}キウイ・ブルーベリー・プレーン

 

{その他}玄米・胚芽米・アーモンド・ピーナッツ・菜種油

 

 

ビタミンC

 

ビタミンCにも強い抗酸化作用があり、加齢臭防止には欠かせない栄養素です。

またビタミンCには血管や骨などを強くする作用や、白血球の働きを強め免疫力高めると言った作用もあります。

ビタミンCは食べるだけではなく、外からの刺激も加齢臭には効果が得られ、例えばビタミンCを多く含むレモンなどの汁をタオルなどの布に染み込ませて皮膚をマッサージすると、ビタミンCの抗酸化作用が直接皮脂腺に作用し加齢臭を防ぎます。

レモン汁など直接肌につけるのは、肌に傷などあると痛みを伴ったりする可能性があるので、ビタミンCを多く含んだ専用のクリームなどを使用する方が実用的。

 

{野菜}パセリ・ブロッコリー・芽キャベツ・ししとう・ピーマン・ほうれん草・さやえんどう・ちんげん菜・わけぎ・葉ねぎ・ニラ・トマト

 

{フルーツ}キウイ・イチゴ・アセロラ・ネーブル・レモン・オレンジ・グレープフルーツ・みかん・プリンスメロン

 

レモン

 

 

 

 

 

 

 

その他成分

 

ポリフェノール(赤ワイン・チョコレート)

ベータカロチン(にんじん)

カテキン(緑茶)

イソフラボン(大豆)

セサミノール(ごま)

 

 

加齢臭はいつごろからはじまる?

加齢臭は何歳くらいから意識した方がいいのでしょうか?加齢臭に限りませんが他人の体臭には敏感ですが自分の臭いにはうとくなりがちです。

自分が知らないうちに周りが自分の体臭や加齢臭に気づいている事が多く、もし自分で自分の臭いが気になりだしたら間違いなく周囲の人は臭いを気にしています。

その臭いは「ロウソク」「古い本」「青臭いチーズ」「古いポマード」の臭いに近いと言われています。

 

 

汗を拭く男性

 

 

 

 

 

加齢臭は何歳くらいからはじまるのか?

 

加齢臭の元となる臭いは「ノネナール」と言う物質となります、加齢臭はこの「ノネナール」の増加によって起こります。

ある調査の結果によると「ノネナール」は既に10代から生成されており、その増加に伴って臭いが気になりだします。

 

ノネナール検出率

・10代(8%)

・20代(9%)

・30代(12%)

・40代(16%)

・50代(21%

・60代以上(43%

 

年代が上がるごとに増加していき、特に50代60代からは急激に増えていきます。

なお「ノネナール」は女性より男性のほうが早い年齢で生成される量が多く、男性は早い時期から加齢臭に気を付けた方が良いとされています。

 

加齢臭は何処から臭うのか

 

加齢臭の臭いの元は「皮脂腺」から生まれます。よって皮脂腺が多い場所ほど臭いがする事となります。

 

皮脂腺数(1㎠あたり)

 

頭(144~192)

・顔(52~79)

・ほお(50~70)

・背(34~44)

・腹(5~20)

・手のひら(0)

・かかと(0)

 

これでわかるのは身体の上部いくほど多く、皮脂腺が多い頭部や額からは加齢臭が多く出る事がわかります。

逆に「てのひら」「やかかと」の皮脂腺は(0)で加齢臭は発生しないことになりますね。

 

 

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加齢臭はどんな臭い?気になる加齢臭の臭い

 

まとめ

 

加齢臭は50代から急激に増えケアも大切になってきます、特に体の上層部である頭や顔周辺からは多く分泌され上層部のケアも必要になってきます。

上層部のケアは顔の汗をこまめにふきとる、入浴は毎日行い頭皮を正しい方法で良く洗う事が大切です。

注意したいのは加齢臭は服(繊維)などに付着しやすい為、汗をたくさんかく夏場はこまめに取り換えないと、乾いた後でも加齢臭や体臭が周囲に拡散しやすくなります。

 

体臭イメージ

 

この臭いは自分ではなれてしまいさほど臭っていないような気になりますが、周囲の人にとってはかなりキツイ臭いと感じられる。

 

 

加齢臭はどんな臭い?気になる加齢臭の原因は!

おやじ臭イメージ

年齢を重ねるたびに気になる加齢臭、なぜ歳を取ると独特の臭いがするのでしょうか?

「加齢臭」は中高年になるにつれて発する臭いで、男性女性問わず年齢を重ねると発する独特の臭いの事を言います。

中高年男性特有の臭いかと思いきや、意外にも女性も年齢を重ねると発する臭いとなります。

 

 

体臭イメージ

 

 

 

 

加齢臭の成分

 

加齢臭の正体は「ノネナール」と言う物質で、人体には皮膚の潤いを保つための皮脂腺があります。

この皮脂腺の中のパルミトオレイン酸といった脂肪酸が増加していきます、同時に過酸化脂質も増加していき、この2つが結び付くことで「ノネナール」が出来ます。

加齢臭の大元はつまり「ノネナール」の臭いとなります。

ノネナール+生活環境による体臭で個人差が出ますがこれが加齢臭です。

 

 

加齢臭はどんな臭い

 

加齢臭の大元「ノネナール」の臭いはどのような臭いがするのかと言えば「古本の臭い」「青臭いチーズ」「ロウソク」のような臭いと一般的には言われています。

これに個々の生活環境による体臭が入り混じって臭いの個人差でます。

 

 

なぜ加齢臭=おやじ(男性)臭のイメージなのか

 

一般的に加齢臭と聞くとオヤジ(中高年男性)のイメージが強く、「ノネナール」自体は女性でも生成されるのになぜこのようなイメージになったのでしょうか?

 

おやじ臭イメージ

 

 

男性は汗をかきやすく皮脂腺も活発な為、皮脂の分泌なども女性に比べて多い。

皮脂の分泌が多ければ加齢臭の臭いの元も多く生成されてしまいます。

それとは別に女性の方が過酸化脂質作る活性酸素が発生が少なく、加齢臭の元となる「ノネナール」が増加してくるのは男性よりも女性の方が歳をとってからだとも言われています。

更に女性の方が化粧品や香水などで気を使っている人が相対的に多い、体臭そのものが表に現れにくい事。