気になる足の臭い、この人やさしいのに足がクサイなと思ったことありませんか?
やさしい人に限った事ではありませんが、一日外出して家に帰って靴を脱いだら自分の足がクサイと思う事は誰もが経験している事で、足の臭いには多くの人が悩まされています。
足の臭いは足の裏の汗腺が多い事で臭いの原因とされています、しかしいったいなぜ足の臭いはここまでキツクなるのでしょうか、そしてなぜやさしい人は足が臭くなりやすいのか。
足の裏と常在菌の関係
足の裏は汗腺が集中しており、身体の中でも比較的に多く汗をかき、背中や胸の5倍~10倍の汗腺が存在しており、一日にコップ約1杯分の汗をかくとも言われています。
足にかいた汗はほっておくと皮膚常在菌によって分解され、脂肪酸となり臭いを発生させていきます。
しかも足の裏は身体のどの部分よりも角質層が厚く出来ており、この表皮細胞が新陳代謝や摩擦などで剥がれる事でアカとなります。
アカは常在菌の栄養分となり繁殖していき、同時に皮膚腺からの分泌液が混じる事で余計に臭いが強くなっていきます。
足の環境が常在菌の活動を活発にする
足は長時間靴下や靴に覆われている事が多く、この場合密閉状態にあるため足の温度は上昇し、かいた汗も蒸発できずにこもっていきます。
この状態は常在菌は活動するのには最適な環境と言えます、更に蒸れる事で皮膚の角質層はよりはがれやすくなっていき、細菌の栄養素を供給し臭いの元である菌にとっては天国のような場所であると言えます。
このような事から人間の身体で最もニオイの悪循環を引き起こす場所が足であり、特に足の裏は臭い(悪臭)が最もしやすい場所なのです。
やさしい人は足がクサイ
家でくつろいでいる時はほとんど臭いがしないのに、職場など特定の場所では臭いがきつくなってしまう人はストレスからくる精神的発汗が原因の可能性があります。
周囲への日々の気遣いなどで精神的発汗をうながしてしまったり、臭いに関しては自分の足の臭いが周りに迷惑をかけていないか、気分を害していないかなど優しい心づかいやプレッシャーが自分自身へのストレスとなり、結果体臭や足の臭いになってあらわれてしまいます。
やさしい人は足がクサイとは言いますが、このような因果関係があって臭いにつながっているからと言われています。
逆を言えば体臭があまりしない事を何気に自慢している人は、よほどケアを丁寧にしているか無神経で自分勝手な人が多いのかもしれません。